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概要

~がんと就労~

男性は3人に2人、女性は2人に1人が、生涯でがんになる時代。がん医療等の進歩により、日本は「がんとともに生きる時代」になりつつあり、『がんと就労』の重要性が高まっています。順天堂大学では、労災疾病臨床事業横山班「主治医と産業医の連携(班長:横山和仁、事務局:武藤剛)」、BCC(Bridge between clinics & company(代表:齊藤光江))、厚労科研遠藤班「がん患者の就労継続及び職場復帰に資する研究(班長:遠藤源樹)」などを通して、日本初のがん患者の就労に関する大規模がんサバイバーシップ研究や就労支援ツール等の開発を先進的に取り組んできました。私たちは、社会の声を聴きながら、がん治療と就労を両立できる社会を目指します。

順天堂発・がん治療と就労の両立支援ガイド 事務局

より多くのがん患者さんが、がん治療と就労を両立できる社会を目指して、皆さんとともに知恵を出し合い、「誰でも、リカバリーショットが打てる社会」を作っていきたい。誰しも、ある日突然、がんと診断される可能性があるのですから。本サイト「順天堂発・がん治療と就労の両立支援ガイド」がその一助になれば幸いです。

遠藤 源樹
順天堂大学医学部公衆衛生学講座 准教授
福井県大野市出身。産業医科大学医学部卒業。2017年より現職。
専門は、治療と就労の両立支援(がんサバイバーシップ、産業保健、母子保健)。現在、厚労科研遠藤班「がん患者の就労継続及び職場復帰に資する研究」班長、科研費「不妊治療と就労の両立支援」「心血管疾患患者の就労支援」代表等。日本医療機能評価機構(Minds)診療ガイドライン作成支援部会委員・活用促進部会委員等兼任。

[御挨拶]順天堂医院がん治療センターから

近年の医学の進歩によりがんの治療成績は年々改善されつつあり、外来通院で治療を受ける患者さんも増えてきています。しかし、実際に治療を受けながら仕事をすることの肉体的、精神的、そして経済的な大変さを周囲あるいは職場に理解してもらうのは患者さんにとっては大変な作業です。「順天堂発・がん治療と就労の両立支援ガイド」を活用することで、患者を中心としたチーム医療の輪が医療の枠だけにとどまらず、さらに大きな社会全体の輪となって患者さん一人一人を支える一助になることを願っています。

加藤 俊介
順天堂大学附属順天堂医院がん治療センター センター長
順天堂大学 大学院医学研究科 臨床腫瘍学 教授
1992年、東北大学医学部卒業
1996年、東北大学大学院医学研究科卒業後、東北大学病院腫瘍内科で固形がん患者さんの薬物療法に従事
2013年、順天堂大学 大学院医学研究科 臨床腫瘍学 教授着任
2019年より順天堂医院がん治療センター センター長着任
専門領域は固形がんの薬物療法

[御挨拶]順天堂医院がん治療センターから

がんと診断されたときからがんの患者さんやご家族にはいろんな心配や負担がかかります。精神的、肉体的のみならず経済的にも大きな問題が出てきます。私たちはこれらの負担を少しでも減らせるよう、取り組んでおります。がんの治療は長期にわたりますが、その間、治療と仕事を両立させていくことはなかなか思うようにいかないことがしばしばです。私どもは元のお仕事に復帰され、継続されることを目標にしておりますが、「順天堂発・がん治療と就労の両立支援ガイド」が少しでもお役に立てば幸いです。

鶴丸 昌彦
順天堂大学附属順天堂医院がん治療センター 顧問
順天堂大学 大学院医学研究科 特任教授
1970年、東京大学医学部卒業
1997より 虎の門病院消化器外科勤務、同部長を経て1998年より順天堂大学教授。
2008年より特任教授として現職。
専門領域は消化器外科、とくに食道がん、胃がんの治療

[御挨拶]順天堂医院がん相談支援センターから

2018年3月閣議決定された第3期がん対策推進基本計画では「がんとの共生」が分野別施策の1つと示されました。がん治療の進歩によりがん患者さんの生存率は向上し、がん患者さんは日常生活を送りながら長期間にがん治療を行うようになっています。人にとって日常生活の中で重要な活動の一つとして「働くこと」があります。「働くこと」は『お金をもらうため』『生きがいのである』『家族を支えるため』など人によってさまざまな価値をもちます。私はがん相談員の看護師として、個々の患者さんの「働くこと」の価値観を理解し、それに合わせたがん治療との両立を支援することが重要と考えています。がん相談支援センターの相談員は、治療病院としてがん治療に伴う生活への影響や合併症に関しては専門的知識をもっています(または専門的知識をもつ医療者から情報を得やすい状況にあります)。一方で、「就労」に関しては専門家ではない場合が多く、がん患者さんのがん治療と就労の両立には、「就労」の専門家や個別の企業のサポートが欠かせないものになると思います。そのため、この「がん治療と就労の両立支援ガイド」が、がん患者さん・家族、医療従事者、企業や就労の専門家との架け橋の一つとなることを期待しています。今後もがん相談支援センターで相談した後がん患者さんが就労との両立の手がかりを一つでもつかめるように日々サポートを継続していきたいと考えています。

中野 真理子
順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター 師長
2010年がん看護専門看護師認定 2017年国立がん研究センター認定がん専門相談員認定

[主治医と産業医の連携ガイド]

がんの早期診断の普及や治療法の進歩により、がん患者さんが治療を続けながら働くことが可能となっています。しかし、この両立にはいろいろな困難があり、患者さんへの支援が求められています。私たちは、2004~2010年度の3つの厚生労働科学研究費補助金による研究で、メンタルヘルス不調の方への支援のために、特に、企業の産業医・産業保健スタッフと主治医の連携・協力が重要であることを明らかにしてきました。さらに、2014~2016年度労災疾病臨床研究事業費補助金「主治医と産業医の連携に関する有効な手法の提案に関する研究」で、がんを含む多くの疾病について、この連携・協力の重要性を示し、具体的な手法について「連携ガイド」を作成し、このホームページに掲載しました。産業医・産業保健スタッフ、主治医・プライマリケア医、経営者・人事担当者の方が、それぞれの立場でこのガイドを活用して、がん患者さんへの支援を進めていただくことをお願いします。

横山 和仁
順天堂大学医学部衛生学講座 客員教授
1978年、東北大学医学部医学科卒業。1982年、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了・医学博士取得。その後、大分医科大学助手・講師、東京大学医学部講師・助教授、三重大学医学部教授を経て、2009年4月より順天堂大学教授。労働衛生コンサルタント(保健衛生、2011年)。専門は、産業保健、環境医学、疫学、衛生学。2019年4月より国際医療福祉大学教授、順天堂大学客員教授(申請中)


がんと共に歩む患者さんの人生に寄り添い、困難を解決し、さらに幸せな日々をめざしてサポート致します。仕事は生活の糧であると同時に自己実現の場です。がんと診断されたその日から私たちの活動がお役にたちます。いまの仕事をつづけながらどのような治療を選ぶか、治療をつづけるなかで抱える問題をどのように解決していくか。私たちの提供する様々なコンテンツが、「社会的処方」というお薬として、患者さん十人十色の人生に彩りと活力となりますよう願っております。

武藤 剛
順天堂大学医学部衛生学講座 非常勤講師
2007年千葉大学医学部卒業。国立国際医療センター研修医(高久史麿賞受賞)・レジデント。2011年日本学術振興会特別研究員。2013年独立行政法人医薬品医療機器総合機構(専属産業医)。2014年慶應義塾大学医学部大学院修了(博士(医学))。2015年より順天堂大学医学部衛生学講座で、治療と仕事の両立支援をめざす関係者連携の在り方の研究班(厚生労働省労災疾病臨床研究事業)の事務局を担当。2017年より日本医師会武見フェローとして米国Harvard T.H.Chan School of Public Healthにて、Michael Reich教授、Ichiro Kawachi教授のもと米国の両立支援の実態の調査ならびに日本の保険医療制度に即した両立支援推進の在り方について研究を実施中である。2018年より厚生労働省労働基準局労働衛生課治療と仕事の両立支援ガイドライン留意事項作業部会員。北里大学医学部衛生学(講師)、日本産業衛生学会代議員を併任。

 

[がん種別治療モデルカレンダー]

がんと診断されると、身体的、心理的のみならず社会的、スピリチュアルな苦痛に悩まされます。後者二つは、患ってみて初めて気づくことが多いのではないでしょうか。特にスピリチュアルな苦痛は、自身の存在意義を問うような、見直すような過程の中で感じる辛さと言われており、とても深いものであるがゆえに、周囲の健康人には理解されないこともあります。しかしながら、社会的苦痛は、その方の生活背景を知ることで、医療者側からも緩和することができるのではないかと考えています。即ち、社会生活が今まで通り営めなくなるかもしれない心配や実際に生活を変えなくてはならないことによる苦痛にて、病気や治療による症状や費やす時間や経費が予測できる医療機関だからこそ、今後の生活設計を共に考える良きパートナーになりうる筈であり、1人の医療者の持つ時間や知識が十分でなかったとしても、ソーシャルワーカー、がん専門看護師、がん薬物療法認定薬剤師、がんの専門医、そして産業医を兼ねている医師や研究者たちがチームでサポート体制を築けば、大変大きな力になるのではないかと考えているのです。順天堂医院では、専門性の高い医療者が社会学や公衆衛生の研究者とタッグを組んで、がん治療と就労の両立支援を様々なデータをもとに行うことになりました。がん治療にこれまで欠けることが多かったピースを埋めることにより、患っても社会生活がより豊かなものになるよう、皆様をチームで支援して参りたいと思っております。ご活用いただければ幸いです。

齊藤 光江
1984年千葉大医学部卒、東大分院外科助手、癌研究会附属病院外科医員、東大本院の代謝栄養内分泌外科講師を経て現職である順天堂大学医学部乳腺腫瘍学講座教授、順天堂医院乳腺センター長となる。MD Anderson癌センターへの2度の留学、中央大学戦略経営科大学院修士(MBA)過程を修了している。

~ご利用申請・お問い合わせにつきまして~

本ホームページは順天堂大学公衆衛生学講座内の就労支援コンソーシアム(代表:遠藤源樹)が運営しております。

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順天堂大学公衆衛生学講座 遠藤源樹

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